ほねっこ巨大地下迷宮(暫定版)

部品構造


  • 大部品: ほねっこ巨大地下迷宮(暫定版) RD:48 評価値:9
    • 部品: 迷宮の目的
    • 部品: ダンジョンマスター火足水極
    • 部品: 迷宮の賢者の助力
    • 部品: 設計と運用の方針
    • 部品: 国民の決意
    • 部品: 亜細亜ちゃんのバレンタインチョコレート事件
    • 部品: 情報漏洩と後始末
    • 部品: セプテントリオン工作員の撃退
    • 部品: 迷宮爆破からの再建
    • 部品: 進入制限
    • 部品: 14階層におよぶ巨大さ
    • 大部品: 迷宮内のトラップ RD:8 評価値:5
      • 部品: 通路への工夫
      • 部品: 落とし穴
      • 部品: 落ちてくる格子
      • 部品: 変化する彫刻
      • 部品: シュート
      • 部品: ぬかるんだ床
      • 部品: 毒ガストラップ
      • 部品: 電撃の罠
    • 大部品: 迷宮内の魔法の罠 RD:2 評価値:1
      • 部品: 幻影の壁
      • 部品: 魔法の暗闇
    • 大部品: 迷宮モンスター RD:16 評価値:6
      • 大部品: ロックゴーレム RD:8 評価値:5
      • -部品: 岩で作られた身体
      • -部品: 魔力で動いている
      • -部品: 代謝機能がない
      • -部品: 巨大である
      • -部品: 人型のモンスター
      • -部品: 術者に与えられた命令を実行する
      • -部品: 知性を持たない
      • -部品: 恐るべき拳
      • 大部品: ゼラチナス・キューブ RD:8 評価値:5
      • -部品: 意思を持たない
      • -部品: 偽足
      • -部品: 強力な酸
      • -部品: 分裂して増殖する
      • -部品: 透き通っており視認しづらい
      • -部品: 電撃による攻撃の無効化
      • -部品: 3m四方程度の大きさ
      • -部品: 麻痺性の粘液を持つ
    • 部品: 国民の避難訓練
    • 部品: 日々の点検・補修
    • 部品: 不定期に行われる罠の配置換え
    • 部品: 防諜活動
    • 部品: 偽情報の流布
    • 部品: 全容を知るものは火足藩王と迷宮の賢者のみ
    • 部品: 冒険コース
    • 部品: せっかくだから残したコンサート会場
    • 部品: 迷宮前商店街
    • 部品: 避難用シェルター
    • 部品: 迷宮を抜けた先には城砦都市



部品定義


部品: 迷宮の目的

後ほねっこ男爵領の巨大迷宮は、ほねっこの娘の一人である後藤亜細亜ちゃんを敵の襲撃から守り、同時に後ほねっこ男爵領の国民全ても守るという、無謀とも思える目的のために計画され、造営された。様々な懸案を抱えながら薄氷を踏む思いで計画を進め、どうにか形となり現実に強固な防御として機能している。

部品: ダンジョンマスター火足水極

後ほねっこ男爵領藩王・火足水極のもう一つの姿。迷宮への侵入者を撃退することに全力を傾けるモードである。ゲームとは違い、難易度のバランスなど全く顧慮することはない。

部品: 迷宮の賢者の助力

後ほねっこ男爵領の巨大地下迷宮は、この国に逗留する偉大なる魔術師にして迷宮の賢者の助力を受けている。迷宮内部に張り巡らされた魔法の仕掛けの他、迷宮内を徘徊するモンスターはかの賢者が召喚し、侵入者を排除し、迷宮の奥にある城砦都市を防衛するように命じられ動いている。

部品: 設計と運用の方針

この迷宮の役割は、侵入者を撃退し、突破させないことである。必ずしも侵入者を抹殺する必要はなく、侵攻を諦めさせれば最低限の目的は達せられる。その上で、ある程度奥まで進んだものに対しては情報を持ち帰らせぬよう始末できればより良い。迷宮の設計は基本的にこの考えに沿って行われている。

部品: 国民の決意

巨大迷宮の造営が決まり、着工したタイミングで国内の政権支持率が低下するという事態が生じていた。当時の藩国首脳部はかなり慌てたのだが、原因はなんということはないうっかりミスであった。巨大迷宮を作る理由について、国民に対する十分な説明をすることを忘れていたのである。いちはやく防衛体制を作らなければならないという焦りから目の前のことでいっぱいいっぱいだったのだ。幸いにもすぐさま藩王から巨大迷宮造営の目的、すなわり亜細亜ちゃんと国民みんなを一緒に守るため、ということが伝えられ、支持率も元に戻った。後ほねっこ男爵領の国民もみな、この計画に乗ることを決意してくれたのである。

部品: 亜細亜ちゃんのバレンタインチョコレート事件

バレンタインデーに亜細亜ちゃんが、迷宮に入って迷った人のためにと、入口まで戻る道を書いた地図を添えたチョコレートを迷宮の浅い層に大量に置いたところ、そのチョコレート欲しさに多くの国民が迷宮に入っていったという事件。まだ迷宮が本格稼働する前のことで特に問題は起きなかったが、亜細亜ちゃんの後ほねっこ男爵領内での人気の高さと、そのことに無自覚な亜細亜ちゃんの優しさと素朴さに藩王が涙したと伝えられている。

部品: 情報漏洩と後始末

巨大迷宮の造営のために召集された業者の中に、セプテントリオンの情報工作員が紛れ込んでいることが判明したのは、完成を間近に控えたときだった。宰相府の協力を得て速やかに工作員を始末したものの、すでに情報は受け渡されていると考えられた。また迷宮を作り直すのは労力的にも時間的にも不可能であると判断し、火足藩王と藩王自らが選抜したチームによる罠の配置換えが行われた。幸いにもその効果は高く、その後も迷宮を突破されることはなかった。

部品: セプテントリオン工作員の撃退

後ほねっこ男爵領に上陸し、迷宮に侵入したセプテントリオンの工作員が迷宮の罠により迷った上で、藩国軍により排除された事件。迷宮が有効に機能していることが実証され、藩王以下プレイヤー一同が胸をなで下ろした。

部品: 迷宮爆破からの再建

“青”の召喚のための儀式、通称「美少年召喚儀式」を成功させるために、その舞台であるコンサート会場の上から地上までの迷宮は見事に爆破された。この爆破は迷宮の構造を把握している火足藩王と神聖巫連盟の優秀な理力建築士による卓越した発破技術によるもので同じ事ができるものはいないだろう。いたら困る。ともあれ爆破された迷宮は、藩国防衛のために再建され。その際には火足藩王による新たな仕掛けが施されバージョンアップも果たされた。なお爆破された天井の残骸はBALLSたちによって士翼号とN.E.Pになったという。

部品: 進入制限

巨大迷宮の内部に張り巡らされた通路は、国民の避難や物資の搬入のためにある程度の広さがあるため、ただ移動するだけならばそれなりの人数が同時に動けるが、戦闘となると話は別である。各自の間合いを保ち、その能力を発揮するには迷宮の回廊はあまりに狭い。またそもそも迷宮の入り口に至るまでにも侵入者を素通しするようなことはない。そのため、敵が首尾良く迷宮に侵入できたとしても、その人数は歩兵で4名が限界となるだろう。仮にそれ以上の数で侵入したとして、大部分が満足に戦うことが出来ず倒れることとなる。

部品: 14階層におよぶ巨大さ

巨大地下迷宮の造営時に、可能であるとされていた迷宮の階層は10層であった。しかし、藩王を初めとしたプレイヤーたちと設定国民たちの尽力により、当初の想定を超えた全14階層の、正に巨大な迷宮が完成した。

部品: 通路への工夫

迷宮内の通路は見た目には何の変哲もない岩肌であったり石畳であったりするが、どれも見た目通りのものとは限らない。土壁に見えてその奥に機械的な仕掛けが隠されていることなどは珍しくない。また普通に歩いていてはわからない程度に傾斜を持たせ、階段を降りたのに知らぬ間に坂道を登らされまた同じ階層に出るといった地味ないやがらせもされている。

部品: 落とし穴

非常に原始的ながら有効なトラップ。巧妙に隠された深い穴に対象を落とすことでその行動を阻害する。容易には這い上がれない深さであり、また落ちた先に他のトラップやモンスターを置くことでより効果を高めることができる。

部品: 落ちてくる格子

天井から格子が落ちてきて部屋や通路を分断する仕掛け。単に進行方向を塞ぐだけでなく、通路の両端を格子で塞ぎ、隙間から飛び道具で攻撃を仕掛けるといった使い方もされる。

部品: 変化する彫刻

回廊に刻まれた特徴的な彫刻が初めに訪れたときと次に訪れたときとで変化する仕掛け。わざと目印になりやすい彫刻を配することで侵入者に印象づけ、それが変化することで通った道や現在地の把握を困難にする。

部品: シュート

落とし穴の一種で、落ちた者を強制的に別の場所へと運ぶ罠。侵入者の分断に使われる罠の一つで、より凶悪な罠が用意された場所へと侵入者を送り込む。また、侵入者対策だけでなく、迷宮内のモンスターが地上に出てしまわないようにするための仕掛けでもある。

部品: ぬかるんだ床

泥や沼のようなぬかるみに覆われた床。足が動かしづらいため移動速度が低下する。また、ぬかるみの中を確認できないため、別の罠やモンスターが潜んでいる可能性があり警戒を怠れない。油を多く含んだぬかるみの場合、火を用いた罠が合わさることで非常に危険なものとなる。また飛行型のモンスターと組み合わせることでもその威力を発揮する。

部品: 毒ガストラップ

侵入者が入った部屋や通路を扉や壁で遮り密室にした上で、毒性のガスを吹き出し充満させる罠。用いられる毒ガスは目的よって様々。後ほねっこ男爵領では基本的には催眠ガスと非致死性の神経ガスを用いる。毒ガスの罠がある部屋に、代謝機能がないゴーレムなどを合わせて配置することでより凶悪性が増す。

部品: 電撃の罠

強力な電気を流して感電させるトラップ。生身の相手に対しての効果はもとより、迷宮内に持ち込まれた電子機器を破壊する目的の罠でもある。壁や床に仕込まれており接触すると発動する。

部品: 幻影の壁

通路の先に幻の壁を作り出し、行き止まりであると錯覚させる仕掛け。ただそれだけでは何の害ももたらさないが、広大な迷宮の中を歩き続ける侵入者にとって目の前の壁が本物か偽物かを都度確認させられる負担はバカにならない。

部品: 魔法の暗闇

魔法によって作り出された暗闇。魔法の灯り以外では照らすことが出来ず、先を見通すこともできない。ただあるだけでそこを通るには慎重に移動せざるを得ず、侵入者の侵攻を遅滞させる。さらに他の罠を組み合わせたり、罠のない暗闇と罠がある暗闇を配置することでより相手のペースを崩すことが期待できる。

部品: 岩で作られた身体

ロックゴーレムの名が示すとおり、その身体は岩で作られている。ありふれた岩石である花崗岩で作られたものであっても、耐摩耗性・耐久性は高い。

部品: 魔力で動いている

ロックゴーレムは岩石から作られた疑似生命体であり、その活動源は魔力である。十分な魔力があれば長時間変わらぬ能力で動き続けることが可能な反面、魔力が枯渇すれば元の岩石に戻ってしまう。

部品: 代謝機能がない

ロックゴーレムは岩石が魔力によって動いているものであり、動物のような代謝機能を持たず、当然呼吸も必要としないため、人間が活動するのが困難な場所でも問題なく活動することができる。

部品: 巨大である

ロックゴーレムの体高は3mを超える。それは同時にそれだけの質量を意味し、それが意思を持つように狙いを付けて迫ってくることの恐ろしさは想像に難くないだろう。

部品: 人型のモンスター

ロックゴーレムは人の形を模して作られている。そのため、人と同じような動作を取らせることも可能であり、用意さえ出来れば武器を使用させることもできる。なお人型であるからといって、頭部や人間の心臓に当たる部位を攻撃・破損させてもそれで停止したりはしない。

部品: 術者に与えられた命令を実行する

ゴーレムには術者の単純な命令を認識し実行するのに必要な、最低限の知能と意思が与えられている。あくまで最低限のものであり、複雑な内容の命令は理解できず実行もできない。最も優先すべきひとつの命令を純粋に実行するのみである。

部品: 知性を持たない

ゴーレムに知性と呼べるものは存在しない。あくまで与えられた命令・条件の判断と実行をするだけであり、精神に作用する魔法や薬品の類の影響を受けることはない。

部品: 恐るべき拳

身体全部が岩で出来ているのだから、当然その拳も岩である。それが勢いを付けて振り下ろされ、あるいは横から打ち付けてくるのであり、まともに受けてしまおうものならば到底無事ではいられない。

部品: 意思を持たない

ゼラチナス・キューブに知性はなく、本能に従いその身体に接触したものを内部に取り込むだけである。そのため幻術や精神に作用する魔法や薬品の影響を受けない。

部品: 偽足

ゼラチナス・キューブは敵対的行動を取った相手に対しては攻撃性を発揮する。その場合には身体の一部を変形させた偽足による打撃を行うことがある。

部品: 強力な酸

ゼラチナス・キューブは強力な酸を分泌し、体内に取り込んだ有機物を消化し吸収する。また偽足からも酸を分泌するため、打撃を受けた場合も装備品が腐食する危険がある。

部品: 分裂して増殖する

ゼラチナス・キューブは一つの個体が分裂することで繁殖する。人為的に切り離された場合に数が増えることはない。

部品: 透き通っており視認しづらい

ゼラチナス・キューブの身体は透明に近く視認することが難しい。特に灯りが乏しい迷宮内部ではそれと気付かずに接触してしまう危険がある。

部品: 電撃による攻撃の無効化

ゼラチナス・キューブの身体はほぼ純粋なゼラチン質であり、電気を通さない。内部に取り込まれたもの次第で電気が通ることはあり得るが、通常は有効な攻撃手段となることはない。

部品: 3m四方程度の大きさ

ゼラチナス・キューブは3m四方程度の大きさが標準的であり、一般的な迷宮の通路を塞ぎきるほどの大きさがある。繁殖直後ではそれよりも小さい。

部品: 麻痺性の粘液を持つ

ゼラチナス・キューブは接触すると人間の身体を麻痺させる成分を含む粘液を分泌する。これにより身体の動きを封じられた人間の運命は明らかであろう。

部品: 国民の避難訓練

巨大迷宮を抜けた先に作られた城砦都市へ、損害なく迅速に国民を避難させるために訓練が行われている。定期的に行われる避難訓練と、不定期の抜き打ち避難訓練とがあり、これらにしっかりと取り組む国民性にも助けられて、非常に迅速かつ安全な避難が可能となっている。

部品: 日々の点検・補修

迷宮巡視員と迷宮案内犬による日々の点検と、必要に応じて行われる補修によって、迷宮の機能が十全に保たれている。

部品: 不定期に行われる罠の配置換え

迷宮内のトラップやモンスターの配置は、迷宮巡視員部隊の手によって不定期に変更されている。情報漏洩に対するカウンターとして有効であることが実証されている。

部品: 防諜活動

迷宮内部の情報(詳細な構造、トラップ、モンスターなど)は、後ほねっこ男爵領の防衛に関わる重大事項であり、これらが漏洩しないように防諜活動が行われている。警察が法に基づいて行う防諜捜査や、郷土軍による防諜活動、宰相府や友好国との連絡などが代表的なものである。

部品: 偽情報の流布

後ほねっこ男爵領の巨大迷宮の情報を探ろうとするものは少なくない。明確な敵対組織以外でも、密偵を送り込んでくる国は存在する。その対策が先述の防諜活動であり、それに加えてあえて迷宮に関する偽の情報を流して混乱を狙うことも行われている。

部品: 全容を知るものは火足藩王と迷宮の賢者のみ

巨大な迷宮の全容を把握しているものは、その設計と罠の配置を考案した火足藩王と、その要請により助力いただいている迷宮の賢者の二人だけである。もちろん迷宮巡視員部隊や藩国首脳陣にはその職務の遂行に困らないだけの情報が与えられているが、それでも全てではないのである。

部品: 冒険コース

火足藩王の念願である、迷宮を用いた修行というなの体感型ダンジョンアタックアトラクションの前身となるもの。藩国防衛用の巨大迷宮とは別に、広く一般に向けて公開されている冒険専用の迷宮である。当然ながら命に関わるようなトラップは存在していないが、意地悪なパズルやいやらしい足止めなど、火足藩王のダンジョンマスターとしての性格の悪さもとい優秀さが存分に発揮されている。

部品: せっかくだから残したコンサート会場

“青”を召喚するための儀式に用いられた舞台。後ほねっこ男爵領の地下に秘密裏に建設され、召喚儀式の際には天井にあたる迷宮を爆破してその姿を現した。儀式魔術用の舞台なのだが実際にコンサート会場としても使えるものだったため、儀式後も解体せずそのまま残している。迷宮再建時に冒険コースに組み込まれた。

部品: 迷宮前商店街

巨大地下迷宮の入り口の前に発展した商店街。迷宮門前町とも呼ばれる。迷宮への長期の避難が多かった頃に、近くにあった方が便利だからと地上にあった店のいくつかが移動したのをきっかけに発展した町。最初は食品や生活雑貨の店が多かったがいまでは大抵のものが揃うようになっている。迷宮修行事業が始まったら冒険者の宿を作っても良いねとは藩王と摂政の談。

部品: 避難用シェルター

巨大迷宮は後ほねっこ男爵領の国民以外の立ち入りが禁じられている。また、避難訓練を受けていない人々では安全に地下都市までたどり着くことも難しい。そのため、有事に国外から訪れた人々を保護するために、国内の各地に迷宮とは別に避難用のシェルターを設置しており、街の各所にも案内が出されている。

部品: 迷宮を抜けた先には城砦都市

実力と運の全てが味方をして、巨大地下迷宮を突破できたとして、その先に待っているのが地下に広がる城砦都市である。その名の通り、都市全体が巨大な城砦であり、国民の避難場所兼防衛拠点となっている。極めて堅固な要塞であり、迷宮内で侵入者の装備破壊に重きを置いたトラップが多いのも、最後の砦を攻略させないための方策である。

  • 最終更新:2017-08-15 22:08:01

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